
聖レオナルドゥス(レオンハルト)
高地シュタイアーマルク(オーストリア)のベネディクト会ランブレヒト修道院が所蔵していた、14世紀末作成の手稿本の表紙裏に、マリアとヨハネを伴う「十字架上のキリスト」とともに貼られていたもの。15世紀初期の木版画とされている。
聖レオナルドゥス(レオンハルト)は捕らえられて捕虜となった人々の守護聖人。首輪の付いた鎖と書物を持つ僧の姿で表され、足下には彼によって解放された囚人が跪いている。バイエルンからオーストリア地方でとくに崇拝されていた聖人で、ドイツ南部アルペン地方で制作されたと考えられている。イタリアの14世紀絵画の影響を見る説もある。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1400年代
作者不詳
聖レオナルドゥス(レオンハルト)
1400年頃
手彩色木版画 26.7×19.5cm
オーストリア グラーツ大学図書館
聖レオナルドゥス(レオンハルト)は捕らえられて捕虜となった人々の守護聖人。首輪の付いた鎖と書物を持つ僧の姿で表され、足下には彼によって解放された囚人が跪いている。バイエルンからオーストリア地方でとくに崇拝されていた聖人で、ドイツ南部アルペン地方で制作されたと考えられている。イタリアの14世紀絵画の影響を見る説もある。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1400年代
聖レオナルドゥス(レオンハルト)
1400年頃
手彩色木版画 26.7×19.5cm
オーストリア グラーツ大学図書館
